Tシャツと学生時代と言うと、野球部を思い出します。

野球部の友人が私には居たのですが、いつも練習ばかりで大変そうでした。

その親御さんによると、とにかく洗濯物の量がハンパなく大変だったそうです。

毎日のように泥まみれになって帰ってくるので、着替えが足りなくなることも多かったということでした。

そこで、着替え用にということで、常にTシャツを持たせるようにしていたのだそうです。

汗をかいたり泥まみれになったりしても、一枚、こういった手頃な着替えを持っていれば安心だからです。

その友人は男の子だったため、いざとなれば、どんな場所でもパッと着替えることができます。

どうしても学生時代は汗をかくようなシーンが多く、Tシャツが肌身離せないというような状況となっていたように思います。

これは女性の私でもそうでした。私は部活をやっていませんでしたが、学校の体育の授業で運動をすることもありましたし、アルバイトをしていたので、何かと着替えることが多かったのです。

でも、大人になったらTシャツというと、普通に外出着や部屋着として着ることが多くなりました。

着替え用として持ち歩くことはなくなってしまったのです。着替えようとして活躍したのは、学生時代特有のことと言えるのかもしれません。

Tシャツと学生時代でいうと、休みの日に着るものという感覚を持っていたように思います。

小学校のころはともかくとして、中学、高校と制服があった私にとっては、休みの日に着るものであって、普段は制服を着て過ごすのが、学生のスタイルのあり方だと思っていました。

私が学生時代だったころは、今と比べるとTシャツ一枚の値段もかなり高かったと思います。

一枚1000円以下で買えるということは、よほどバーゲンでもない限り、難しかったと記憶しています。

バーゲンをやっているお店に行き、そこで980円という値札を見つけると、安いと思って買った覚えがあるからです。

ただ、学生だったので、基本的に衣料品は母が買ってくれるものでしたから、よほどお気に入りのものでもない限り、Tシャツをお小遣いで買うということはありませんでした。

もしも、高校が私服でOKという学校であったなら、真夏の通学のために、お小遣いをはたいたかもしれません。

今の学生さんも、私服であれば真夏はTシャツ姿の人が多いですが、今は一枚あたりの値段が安くなっているので、毎日バリエーション豊富に着替えることができ、手軽なファッションアイテムとして役立っているのではないかと思います。